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≪湯西川温泉バスツアーのPhotographはこちらからどうぞ≫

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≪ゆ〜ぽぴあ≫&≪ぴあ・さくらんぼ≫
第249回Joint遊歩記


  ≪水無月の一日・平家の里へ
  秘湯と深緑を訪ねて・・・!!!≫








  実施日:  2017年6月1日(木)〜2日(金) 1泊2日
  旅行先:  湯西川温泉・平家の里
  宿泊先:  湯西川温泉「平家・本陣」
  Member:  12名
  天 候:  二日間とも晴れ


  行 程》

 6月1日(木)
 ◎池袋芸術劇場前(08:40発)=ゆけむり号⇒佐野サービスエリア⇒湯西川温泉「平家・本陣」(12:30着・昼食Thyme)⇒平家の里見学⇒平家本陣(宴会&KaraokeThyme)

 6月2日(金)
 平家・本陣(09:30発)=ゆけむり号⇒湯けむり会館(歌謡ショー見物)⇒鬼怒川温泉「田吾作」にて昼食Thyme=ゆけむり号⇒池袋芸術劇場前(15:40着) 解散

 ≪旅行記≫

 心配されたお天気も今日は、朝から良いお天気となり、参加者12名が、JR池袋駅南口に集結し、湯けむり恒の出発する芸術劇場前獲行く。すると早くも湯けむり号の係りの方が、来ており湯けむり号を指し示し案内をしてくれた。我ら12名はその湯けむり号へ乗車する。座席はバスの後方で、既に観光客がかなり乗車している。

 ゆけむり号は、順調に空いている道路を走って行く。やはり、行楽はWeekdayに限るもので、これが日曜日となると渋滞は必至で楽しさが半減してしまう。このおおるり観光のバスツアーは、一昨年が熱川、去年が鬼怒川、そして今年が湯西川温泉と3回目である。何しろセット旅行なので、幹事としては細かく調べることも無いので、多いに助かるところだ。そして湯けむり号は、早くも佐野サービスエリアに到着した。ここで日光、那須塩原観光コースへ行く湯けむり号と乗り換えることになっており、そのため、休憩時間を20分採っている。トイレを済ませ去年鬼怒川温泉へ来たときにこの佐野サービスエリアで食べた「山形牛串焼」の味が忘れられずそれを買い求め湯けむり号へ戻る。

 バスに戻るなり「山形牛串焼」をK,Fさんに気前よく1本余分に買ってきたので、それを差し上げたところ、まん丸いお顔が更にまんまるくなって、満面の笑みで、それを受け取り口にし、去年と同じこの「山形牛串焼」が、今年も食べられるとはトホホホ、何て幸せのことであろうか。長生きはするもんやね。・・・!!!  (^_^)   当に感激一入であった。

 車窓を見ると去年来たなつかしい鬼怒川の街が見え、やがて、湯けむり号は、湯けむり会館の前で停まり、この湯けむり号は、鬼怒川温泉へ行くため、私達はこの湯けむり号と別れで湯西川温泉へ行く湯けむり号に乗り換えた。そして約、40分走り、要約、目的地「湯西川温泉・平家・本陣」の玄関先に到着した。そしてそれぞれ3部屋に分かれ昼食をこの旅館で取った後、平家の里へ歩いて見物に行く。

 それではこの「湯西川温泉・平家・本陣」と湯西川温泉および平家の里について記述しておこう。

  「湯西川温泉・平家・本陣」

  【泉質】 弱アルカリ性単純泉 【P.H】 8.3
   湧出量 170L/分 (ドラム缶で1日1,360本)
   ◎ 鉄筋地上6階地下1階建てエレベーター2基
   ◎ 客室50室 トイレはウォシュレット付
   ◎ 宿泊収容人数260名
   ◎ 大浴場(男女)露天風呂(男女)庭園貸切露天風呂(2ヵ所)、庭園露天風呂(男女)


「湯西川温泉について 」

 平家の伝統 湯西川温泉の由来

壇の浦の戦いに敗れた平家の落人、平重盛の六番の王子の忘れがたみ平忠実は家臣と共に宇都宮朝綱(ともつな)公を頼り、関東へ下ったのでございます。宇都宮へ寄寓すること約1年、鎌倉方の平家追討令が、いよいよきびしくて、朝綱公の厚意に甘んじることあたわず、忠実公は家臣と共に世を忍び、川治の最高峰鶏頂山に身を隠し、敵をさけての生活を余儀なくされたのでございます。

 「平家の里」

 折も折、一族の者の婦人が男子を出生皆々不遇の内にも祥事と喜び、時も端午の節句に当たり、のぼりだけでもと残り布を合わせて、のぼりに仕立て、五月の空に祝える折から平家の残党を血眼に探す源氏の目にふれ、地の利も悪く、一族の多くは、深手を負って渓流伝いに湯西川に至り、その附近、見通しのよくきく「うすの平」に逃れたのでございます。いつまでも湯西川村落の人々、又ゆかりの人々は端午の節句には古書を偲び先祖の悲運を追憶して鯉のぼりを立てないのでございます。又ときをつげる鶏も飼わないのでございます。
 そして一族は人目をはばかり猟を生計に暮らしていたのでありますが、ある日、忠実公は山をおり川岸を散策する折、そこに温泉の湧き出るのを発見して驚き且つ喜び、温泉の湧き出る所ならば子孫の内、誰かは掘り起こすであろうと、由緒深き伝来の宝物、武具、鎧、兜、金の延べ棒等を秘かに埋め、その後も温泉の事を漏らさず一族と共に不自由を忍び深山の生活に甘んじ続けたのであります。
その頃、猟によって得た熊、鹿、山菜、川魚などを焼石の上で料理した「平家石焼」に因んで今でもこの独得の料理"平家お狩場焼"などの習慣が残っているのでございます。越えて天正元年忠実公より11代目のとき雪が降っても降っても積もらない所を発見し見やれば地下よりこんこんと温泉が湧き出ているのではありませんか。ここを堀り起こさんとしているうち、かたわらより次々と多数の宝物が発見されたのでございます。
 その後、川岸、川の中より多量の源泉が発見されその湯量の豊富さを誇っております。当湯西川温泉には、平家塚、高房神社など幾多の古跡が点在し当時の面影が偲べ6月5日から6日に平家大祭が催されるなど今なお伝統が受け継がれているのでございます。


 平家の里の入口では、本来ならば、入場料は、障割は障がい者だけしか適用されないのであるが、係りの方も可哀想に思ったか。何と付添者も障割待遇で、入場することが出来た。何と心優しい係の人であろうか。この平家の里は、湯西川温泉周囲には、見るべき観光スポットが、無いので、そのため、平家の里として、人工的に造り昔から使われた農機具、民芸品等を茅葺き家屋を造りそこに配置されている。敷地の一隅には、金網で囲われた箇所が有り、そこにニホンジカが飼育され「みなさん、ヨクオイデクンシャッタ。マア、何も無い所ジャガ、ミテイッテオクレヤ」としかちゃんが、シカトサヨウトバカリ、話をしているようなそぶりを見せていた。

 そんな平家の里を見物し、「またぎの里」へ行くことになったが、車の関係で、12名、全員が乗れないので、希望者7名がその「またぎの里」へ行くことになった。私は小雨も降ってきたこともあり、ゆっくりと温泉に入りたいため、旅館へ戻ることとした。部屋に戻り早速、U,Yさんと共にタオルを肩にかけ浴室へ行く。広い浴槽からは当に掛け流しの温泉が、浴槽から溢れ出て、温泉の醍醐味である。そんな温泉に湯ったりと浸かり、温まったところで、露天風呂へ行く。その露天風呂は木々に囲まれ外気もヒンヤリとして、これまた実に気持ちが良い。
「ババンババン、ババンババン、良い湯だな。」ここは下野、湯西川の湯。ビバノンノン」と歌でも歌いたいようなそんな私のような温泉好きには堪えられない最高のlocationだ。

 温泉ですっかりと良い気持ちになり、部屋に戻り湯上がりには缶ビールでしょうとばかり、自販機で買ってきた缶ビールのプルトップを空け喉に流し込む。イヤー、この喉ごし、温泉で温まり喉が渇いていたので、この冷えたビールが実に美味しい。・・・!!!  最高の美味ヤ。
何だか寝ている胃袋を起こしてしまい、持参した日本酒の栓を抜きその銘酒「浦霞」に口を付ける。そんなほろよいThymeを過ごしているとやがて、夕食宴会Thymeとなったので、小宴会場へ行く。ここは私達だけの貸し切りの部屋となっており、先ずは久しぶりの参加となった北区のS,Mさんの乾杯の音頭で、ここで約、2時間、飲み放題の宴会がOpenしたのであった。

 料理も料金からすればまずまずの品がテーブルに並べてあり、アルコールも生ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー等々と抱負で、それらを飲んだり箸を付け皆さんそれぞれ料理を楽しんでいる。やがて食べるほどに飲むほどに皆さん良きご機嫌となった処で、いよいよKaraokePartyがOpenし、それぞれ各、皆さんが、Entryしてあった曲を披露する。私は最初に美空ひばりの「お祭りマンボ」を歌ったが、もう、決行酔いが回っていたので、調子外れになってしまい皆さんから失笑かってしまった。  (^^;)

 そんな宴会、KaraokePartyもやがて中締めとなり、今度はカラオケボックスに移動してまたまた、KaraokePartyが盛大に開始された。それぞれどうにか2時間内にEntryしてあった歌を歌い頃は10時となったので、KaraokePartyをClauseしてそれぞれの部屋に戻り眠りに着いた。
 (-.-)Zzz

 翌朝、起床するなり、北区のS,Mさんと共に朝風呂とばかり、浴室へ行く。朝の露天風呂は、朝靄が立ちこめ外気もヒンヤリとして、実に入浴していても気持ちが良い。当に温泉三昧だ。そんな朝風呂を済ませ、朝食Thymeとなっているので、食事処へ行く。朝はお決まりのバイキングで、それを和美と共に食べる。今日二日はどこにも観光には寄らずただ池袋へ行くだけで、それが少々物足りないが、セットツアーでは仕方が無いか。

 一堂朝食を済ませ湯けむり号へ乗車する。そして約、40分走り、鬼怒川温泉の湯けむり会館に着き、ここで約、1時間ばかりの休憩を採る。するとガラピシゴロゴロと突然雷が鳴り大粒の雨が降ってきた。幸にも即、会館に入るので、雨に濡れることは無い。この湯けむり会館では、既に花柳小菊市座のお芝居が始まっており、その名演技に拍手喝采をする。そしてそのお芝居が終わると歌謡ショーとなって、下山けんじさんが歌う「時々他人」、「恋の鬼怒川」の歌に聴き惚れる。そんな歌謡ショーが終わり一座の皆さんが、熱心にお茶、日本酒、ゆで卵、下山けんじのCD等々を販売開始と売り込む。私達は日本茶、ゆで卵、下山けんじのCDを買い求め花柳小菊さん、下山けんじさんと握手をする。

 そんな湯けむり会館で、楽しいひと時を過ごした後、湯けむり号で、昼食処「田吾作」へ行く。それぞれお好きな物を各人で注文し、それを食べる。私は天丼を注文したのだが、そのvolumeの多さにご飯を残してしまった。そして注力を済ませ湯けむり号へ戻りこれから池袋へ目指し快適に空いた道路をバスは走って行く。

 今回は参加者が16名が、急遽12名になるというHappeningもあったが、皆さんそれぞれ楽しまれたようで、旅行幹事としては、多いに面目躍如たるものがあった。
さてと来年はまた、どこへ行こうかな。出来れば湯けむり会館で、花柳小菊さん達と空いた伊野のだ。・・・!!!   (^_^)

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 〜〜「オシマイ」〜〜