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さくらんぼJoint walk・野川公園のPhotographはこちらから









三鷹視覚障がい者協会
Mitashikyo ≪ぴあ・さくらんぼ≫


第四回「さくらんぼJoint walk」


〜春酣の一日・野川公園で山野草を鑑賞し緑の芝生でみんなで楽しくお弁当を食べよう〜











 Walk day:  2016年5月18日(第3水曜日)
  Walk先:  野川公園「自然観察園・自然観察センター」&龍源寺(近藤勇の墓石)
  参加者:  総数 30名 Mitashikyo Sakuranbo       (12名)
              三鷹音訳Circle「ういろうの会」  ( 2名)
              三鷹点訳Circle「きつつき会」   ( 3名) 
              都盲協国分寺市支部        ( 8名) 
              都盲協小金井市支部        ( 2名)
              都盲協武蔵野市支部        ( 2名) 
              都盲協府中市支部         ( 1名)
  天 候 :  晴れ

 《行 程》

 ◎東小金井駅改札口外⇒野川公園「自然観察園」(約、40分散策)=10分⇒自然観察センター(20分見学)=20分⇒野川公園売店傍にて昼食Thyme(約、1時間30分昼食休憩)=15分⇒龍源寺(20分見学)=5分⇒バス停(三鷹駅方面へ  (^^)

 ≪桜桃記≫

 Mitashikyo≪ぴあ・さくらんぼ≫が、主催する第4回目の「さくらんぼJoint walk・野川公園walk」の参加者は、何と総勢30名だ。それだけに5月18日の実施日には、何としてでもお天気に恵まれて欲しいと只管願い幹事である私が、お手本を示すためにも、5月に入ると精進潔斎をして、当日の晴天を祈念しなくてはと晩酌の酒量を少し控え、品行方正の生活に勤しんでいた。(ゲゲゲ・ホンマカイナ。)その恩恵だろうか。何と天気予報によると5月17日(火)は、朝から雨となり、その雨も午後からは止み翌、18日は晴れるとのことだ。これが一日ズレ込まぬように願いつつ、当日を待つこととした。

 そしてその18日を迎えた。当に天気予報がピッタリと当たり、昨日17日は朝から雨脚も強く降っていたが、午後にはその雨も上がり、陽も射してきたではないか。これなら当日昼食Thymeの際に芝生が乾燥しているのでこれまたLuckyだ。きっと天の神様も日頃の行いが良い私に見方をしてくれたのに違いが無い。

天の神様のお声
「ナンダッテ。30人も参加するのカイナ。それなら公園を綺麗にしておくために17日の午前中には、雨を降らせ翌日はお天気にスンベイサ。マカシテオキナハレ。・・・!!!」

ナンチャッテネ。天の神様も粋な計らいをしてくれたのであろうや。

 東小金井駅で、3名の現地参加を除き27名が揃い3班編制で、静かな住宅街を談笑しながら野川公園に向かった。それにしても今日は五月晴れのピクニック日和となり、歩いていると汗をかくほどだ。一つ目の交差点である連尺通を過ぎ20分も歩いただろうか。やがて野川公園に到達した。右側に野川を見て、程なく「野川自然観察園」に一堂、到着する。ここで国分寺市支部のO,Yさんが、重たいのに携帯スピーカーをご持参してくれたので、それを使用して、現地参加の三鷹市支部のS,Sさんを交え28名が、それぞれ氏名、お住まい等の声出しを行った後、各自、自然観察園に入園し山野草の観賞を行う。

 園内は細長く伸びており、柔らかい土道と一部木道が敷設され、鏡池も有り、都心の近隣に有るとは思われないほどで、自然に恵まれ、まるでどこか高原を歩いているような気分である。山野草のニリンソウ、ヒトリシズカ、キショウブ、シラン、スミレ等々の小さな花々が、低い緑地に混ざり咲いている姿は、可憐そのものである。そんな山野草を観賞し、一堂、野川にかかる橋を渡り、「自然観察センター」へと歩を進める。ここは野川や国分寺崖線を中心とした自然と人文についての展示、解説のほか、人工的に作られた樹木に各種模型の野鳥が配置されており、下面に備えられた鳥の名前が書かれてある箇所のボタンを押すとその鳥の鳴き声が聞こえるという、立体的に鳥の鳴き声が、楽しめる仕組みになっている。早速、私も何種類かの野鳥のボタンを押したが、大きな声で鳴き一番はっきりと分かったのが、コノハズクであった。

 そんな野鳥の鳴き声を楽しんだ後、都道246号線(東八道路)に架かる歩道橋を渡り、野川公園の三つのareaの中でも一番広い区域を談笑しながら歩く。ここはコナラ、トウカエデ、ヤマボウシ、ケヤキ、アカマツ、等々の樹木が、生い茂り当に武蔵野の面影を色濃く残している緑地帯だ。そんな緑地帯を20分も歩いただろうか。やがて野川サービスセンターの裏手にある売店の芝生広場に到着した。ここで三鷹市支部のk,Fさん達二人と合流し、芝生にレジャーシートを敷き3班に分かれての楽しい注力Thymeとなった。私は早速持参した缶ビールのプルトップをブチュッと空けゴクゴクゴクと飲み干す。喉が渇いていたので、その喉ごしのうまさに思わずホッとする。そんな缶ビールが呼び水となったのか、「もう一杯飲ませろヤ。」と胃袋が暴れ出し、今度はお目当ての生ビールを売店で買い求めそれを飲む。イヤー、このうまさは、缶ビールと違い格段の喉ごしのうまさにもう、一気にジョッキの半分ぐらいを飲んでしまった。お弁当を食べながら、そんな生ビールを飲んでいたらあっという間にジョッキが、空になってしまいまた、生ビールを追加し2杯目に挑戦する。吹く風はさわやかで、お弁当と生ビールも実に美味しくご満悦でいたら、国分寺市支部のO,Yさんが、「南部牛追い唄」、「林檎追分」等々と尺八の名演奏の曲が流れ実に最高の雰囲気だ。

 そして一堂、昼食も一段落し、三鷹市支部のK,FさんのLeadにより、おぼろ月夜、夏は来ぬ等々と「みんなで歌おう・春の歌」を熱唱する。それから3班に分かれ童心に返りゲームを行う。そのゲームは、一、「天下泰平ゲーム」、二、「触覚ゲーム」、三、「連想ゲーム」で、みんな古き良き子供時代に返っての熱演降りだ。その三つのゲームの成績は、第3班(国分寺市支部他2名)が、ビリとなってしまい、罰ゲームとして「買い物ゲーム」を行う。これは最後に来る方が、一番大変で、最初からの買い物の品名が、一つずつ多くなって行くので、この品名を覚えて無くてはならないため、その記憶量が試されてしまうが、この最後の方は最初からの品名を全て覚えていたのだった。(イヤー頭の良い人デンナ。)  (^_^)

 そんな楽しいひと時を過ごし、一堂腰を上げ龍源寺へと歩を進める。この龍源寺は、新撰組の隊長近藤勇の墓石がある所で、その由来をY,Eさんに読んで頂き、激動の幕末に思いを寄せ土方歳三と共に活躍した近藤勇の墓石に拝礼する。

 こうして天候にも恵まれた「第4階Mitashikyoぴあ・さくらんぼJointwalk・野川公園」のeventも楽しい想い出を胸に刻みEpilogとなった。

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 〜〜≪オシマイ≫〜〜



  ≪Walk先の紹介≫


 「都立野川公園」

 豊かな水と緑に恵まれた野趣に富む公園です。野川公園の前身は、国際基督教大学のゴルフ場です。昭和49年からゴルフ場を買収し、その周辺の神代植物公園、武蔵野公園、多磨霊園、調布飛行場、浅間山公園、府中の森公園などの緑地を含め「武蔵野の森構想」のもとに造成を行い、昭和55年6月に開園しました。

  この公園は、調布、小金井、三鷹の三市にまたがり、野川と都道246号線(東八道路)とで三つの地区に分かれています。国分寺崖線に接し、豊かな自然が残されている野川の北側、野川と都道にはさまれた起伏のある芝生広場、そして広々とした芝生広場とテニスコート・ゲートボール場・アスレチックのある南側。緑にひたり、のびのびした気分を味わうことができます。

● 所在地   調布市野水一・二丁目、小金井市東町一丁目、三鷹市大沢二・三・六丁目
● 開園年月日 昭和55年6月1日
● 開園面積  403,181.67平方メートル(平成27年6月1日現在)
● 樹木数   8,450本 11,500株
● 主な植物  コナラ、トウカエデ、ヤマボウシ、ケヤキ、アカマツ、サクラ、ユリノキ、カ       ツラ、ヒマラヤスギ、クスノキ、クヌギ
● 施設

自然観察園・自然観察センター、売店、テニスコート、アスレチック、木製遊具、バーベキュー広場、テニス壁打ち、イベントホール

みどころ・施設紹介

自然観察園

数少ない貴重な植物群落の学習の場として昭和63年6月に一般開放されました。
園内には昔、多摩川が武蔵野の台地を削ってできた河岸段丘「国分寺崖線」があります。この崖下からは地下水が湧き出していて、四季折々の野草や野鳥、昆虫などが見られ自然の宝庫となっています。また、自然観察園の対岸にある自然観察センターでは、野川や国分寺崖線を中心とした自然と人文についての展示、解説のほか、自然観察会などの催物を行っています。

● 芝生広場

ゴルフ場跡地を整備して開放しました。芝生の広場にクヌギ、コナラなどの雑木林やカツラ、トウカエデ、クスノキ、ケヤキなど種々の木立が緑陰をなしています。
この芝生広場はいこいの広場、わんぱく広場、大芝生、自由広場などの名称をもった区域に分けられており、ピクニックや憩いの場に利用されています。このうち、わんぱく広場には、ターザンロープなどの遊具があり、アスレチックができるようになっています。

● 野川

川幅は約10m、公園の間を緩くカーブしながら、ゆったりと流れています。
両岸には草が生え、岸辺の道や橋の上からは、自然の姿に近い川景色を眺めることができます。柵がないので水辺におりることもできます。

 「龍源寺」  

 龍源寺は人見街道沿いにあります。大沢の大きな切り通しを下り、野川の橋を渡るとまもなく右側に見えてきます。本堂の手前には対になったイチョウの大木がそびえていますが、樹齢300年と推定されています。門前には六地蔵・庚申塔などと並んで、新撰組として知られる近藤勇の胸像があります。本堂の裏手に進むと近藤勇の墓石があります。ご存じ新撰組を率いた近藤勇はここの出身で、西へ少し歩くと生家跡があります。生家は宮川家ですが豊かな農家で敷地内に道場を持っていたようです。その生家跡はすっかり変わって昔の面影はありませんが、その敷地内の図面が当時の様子をうかがい知る説明にもなっています。