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《Mitashikyou・さくらんぼ》&

Circle《ゆーぽぴあ》
交流Jointバスツアー


谷川岳とアイリスのお花畑を鑑賞し
露天風呂に入りご馳走を食べよう








 研修日:  2010年6月7日(げつ)〜8日(か) 1泊2日
 研修先:  谷川岳・ベルナティオ高原(アイリス鑑賞)
 参加者:  22名
 天 候:  二日間とも快晴

 6月7日(月)

 《行 程》
 三鷹駅北口(8時30分発)⇒練馬IC=関越自動車道⇒水上IC⇒谷川岳ロープウェイ土合駅=ロープウェイ・10分⇒天神平ロープウェイ駅(散策)天神平ロープウェイ駅=ロープウェイ・10分⇒谷川岳土合ロープウェイ駅⇒水上温泉「山水」(釜飯昼食)⇒水紀行館(お土産等)⇒仏岩峠⇒猿ヶ京温泉⇒三国峠⇒ 苗場ホテルエフ着 宿泊 (-.-)Zzz

 ≪遊歩記≫

 梅雨時なので心配された雨も幸にも降らず、快晴の良き日に恵まれ参加者22名が、勢揃いし「みたかふれあい号」のバスは、三鷹駅北口を後にし先ずは関越自動車道の練馬ICにエンジン音も軽やかに走って行く。その車中では参加者22名の自己紹介がなされた。今回は《Mitashikyou・さくらんぼ》の関係者の他に多摩Block国分寺支部から2名の参加者があり、女性16名、男性6名と何と圧倒的に女性が多くこの《Mitashikyou・さくらんぼ》の中でいかに女性のパワーが強いことが分かるであろう。

 私と和美は、一番前の座席に陣取り何かと皆さんのお世話をするという言わば「さくらんぼ観光」添乗員みたいなもので、この研修旅行の計画から実施まで一手に引き受けお世話人として働いている。この「みたかふれあい号」は、去年の9月から三鷹市営福祉バスとして約、20年間使用してきたのであるが、その対応年数に達し、以来、三鷹市の方針として、観光交通会社の委託業務に任せその都度バスを使用することとなった。

 今回のドライバーは、実に話し好きで、私と話をしながら運転をするので、少々注意力が散漫になるのではと心配をするが、やはり、それはそこプロで空いている道路を巧に選び軽快に運転して行く。程なく関越自動車道の練馬ICのゲートを通過し、月曜日なので道路も空いており快適に高速道路を一路、谷川岳を目指し進み行く。車中では女性軍が何か食べながらお互いに談笑し、皆さんとても楽しそうだ。一方、後ろの座席を見てあれば、男性の諸氏が早くも紙パック酒をそれぞれ紙コップに注ぎニコニコしながら一杯やっているではないか。私もそんな男性諸氏に遅れを取ってはならじと持参した果実のハイサワー缶を飲む。これはアルコールの度数が少なく後ろの男性諸氏に比較したら、もう、子供が飲むような可愛いものである。 (^^;)

 そしてバスは途中高坂サービスエリアで、トイレ休憩をするため停車する。やはり、この駐車場もWalkdayだけに空いており、改めて旅行はWalkdayに限ると認識を新たにした。やがて皆さん、トイレを済ませサッパリとしたお顔になりバスに全員戻り出発する。今回の旅行では、私の知人で、何と89才という最高齢者が参加している。その方は年齢を感じさせないしぐさで、未だに現役でホームキーパーとして働いている。実に元気印のGrandmotherだ。 (^_^)

 私の故郷である高崎の白衣大観音を左車窓から遠望し、バスは順調に上州路を走り行く。ここら辺りまで来ると緑も濃くなり深緑が実に鮮やかだ。そんな上州の緑成す峰々を眺めやがてバスは水上ICを通過し、水上温泉を経て、山藤が咲く谿谷を眺めつつ思い出深い谷川岳土合ロープウェイ駅に到着した。これからこのロープウェイに乗り天神平まで行くのだ。私はこの谷川岳には無雪期、有雪期と10回は登っており山歴の中でも思い出深い山だ。

 それでは簡単にこの谷川岳(1,977m)について述べてみよう。
 土合口から、標高1319mの天神平まで、2.4kmを約10分で結ぶロープウェイ。ハイスピードで刻々と変わる壮大な風景を明るくワイドな窓越しに楽しむことができる。そんな谷川岳は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。頂部は二峰に分かれており、それぞれ「トマの耳」(標高1,977m)、「オキの耳」(標高1,963m)と呼ばれる。日本百名山の一つ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。

 駐車場の係員から車椅子を借り、足の不自由な3人の会員をそれぞれ車いすに乗せ途中係員に記念写真を撮るようにうまく誘導されハイポーズとばかりパチリと撮られこれで1枚1000円とのこと。どこの観光地にも出てくる写真売り込み商法だ。そんな半強制的に記念写真を撮られ長いロープウェイまでの連絡路を車椅子を押しながら歩を進める。そして係員の指示に従いそのゴンドラにそれぞれ分散して乗り込む。暫し10分間の空中遊泳だ。窓外を見れば木々も深緑に染まりその緑が誠に鮮やかだ。この深緑を見ていると生命の息吹を感じ何だか大自然から大きなパワーを貰ったような気がして、力が湧いてきそうだ。

 このロープウィのゴンドラも平成7年に改装され定員は20名とのことだ。そんなゴンドラもグングンと高度を増し、やがて天神平の駅に到着した。ここからは脚力に応じて、それぞれ散策をして貰うこととし、私と和美それに高齢者のS,Hさんとリフトに乗り更に上野展望台まで行くこととした。天神平にはもっと雪があると思ったが、やはり季節は6月太陽の陽射しが強いので、雪解けも早く一部に雪の固まりとしてみられるだけだ。

 そしてS,Hさんと一緒にリフトに乗る。そんなリフトもゴンドラと違い外気に直接触れるので、吹く風がとても清々しく実にさわやかだ。S,Hさんもとても嬉しそうにご満悦である。私の母はもう、亡くなってから大分経つが、そんなS,Hさんと一緒にいると何だか親孝行をしているような気分である。やがてリフトは展望台に着き眼前には、まだ雪が残る「トマの耳」、「オキの耳」の双耳峰の谷川岳の雄姿が、ドーント聳えている。「ウーン、いつ見てもやはり、谷川岳は堂々としていて風格がある。」この山が魔の山と呼ばれ何百人の命を奪ったと思うと大自然の驚異に敬服するばかりだ。そんな谷川岳の雄姿を見て、今度は反対側に行き小高くなっている所から滾々と湧き出でる霊水を飲み再びリフトに乗り天神平駅へ向かう。

 それぞれそんな谷川岳の散策をし、また、バスに乗り水上温泉まで戻り「山水」という釜飯が美味しい食事処で、昼食を取ることとした。少し予約をしていた時間から過ぎていたので、一寸、釜飯がさめかかっていたが、味の方はとても美味しく生ビールと共にとても満足した。そんな昼食タイムを取った後、「水紀行館」という道の駅に行く。その道の駅の下側には、広い川幅の利根川が蕩々と流れており、4人乗りのカヌーの様なボートに若者が乗り楽しそうに利根川を下っていった。そんな若者達に私達も川岸から手を振り「オーイ、ひっくりかえろ。!!!」と叫んでみたが、彼らにはそんな言葉が分からずただ嬉しそうに大きく手を振っていたのには全く笑ってしまった。

 そんな利根川の気持ちの良い川風を身体に受けバスに再び乗り込む。これから今夜のお宿ホテル「エフ」目指し国道17号を仏岩峠、猿ヶ京温泉から上越国境の三国峠を越えバスは緑成す上越の峰嶺を望み快適に走って行く。その途中ではドライバーが盛んに辺りの名所を説明してくれている。私は盛んに話しかけてくるドライバーに相づちを打ってその対応しているが、車中は疲れも手伝い満腹となってかコックリコックリとバスで舟をこいでいる方が多く幸せ一杯、腹一杯という感じだ。

 そんなバスもやがて湯沢苗場にあるホテル「エフ」に到着した。このホテル「エフ」は、一昨年の夏にCircle《ゆーぽぴあ》のyuupolerが、磐梯山の麓にある曽原湖の湖畔に建つ「クオレ」に行ったが、その際に料理屋サービスが良かったとのことで、そこのオーナーがこのホテル「エフ」も経営をしており、何だかそんなご縁で親近感があり今夏移行して利用することとなった。それぞれ部屋割りに従い自分たちの部屋に行き先ずは温泉とばかり男性諸氏は露天風呂に行く。その露天風呂は建物の裏側にあり急斜面を鉄梯子を登ったところにありロケーションとしては余り感心しない所だ。それでも温泉に浸かればそれなりに気持ちが良く男性諸氏は、時事(ジジイ)放談に花が咲く。

 温泉に入りサッパリとしたところで副会長に就任ホヤホヤのK,Hさんの乾杯の音頭で宴会が始まった。そしてこの時期の山菜の天麩羅等々のお料理に箸を付けビールで喉を潤しお互い談笑しながら皆さん実に楽しそうである。当に満足、満足の至福のひと時だ。そんな宴会もS,Kさんの三本締めでお開きとなり、続いて今度はカラオケタイムとなり、1階のロビーに席を移し、皆さん持ち歌を熱唱してここもまたのど自慢大会の楽しいひと時だ。そんな空オケ大会も10時過ぎているので、S,Mさんの三本締めでお開き年それぞれの部屋に戻り眠りに着いた。

 6月8日(か)

 《 行程》 
 苗場ホテル「エフ」=国道353号⇒十日町「ベルナティオ・ジャーマンアイリス祭」⇒由屋(昼食・へぎそば)⇒農協物産館(買い物)⇒石打塩沢IC=関越自動車道⇒練馬IC⇒三鷹駅北口 解散

 ≪遊歩記≫

 早朝朝風呂に入りホテル「エフ」の前にあるスキー場タケノコ山へ和美と共に散歩に出かける。朝の霊気がとても気持ちが良く「オハヨウ」と私達に呼び掛ける野鳥のハーモニーも心が和み大自然のスペクタクルが実に素晴らしい。各、リフトはシーズンオフなので、停止しているが、冬ともなればここら辺りは苗場国際スキー場として、賑わっていることであろう。そんなスキー場のタケノコ山を直登し、山の中腹辺りまで行き途中ミツバツツジが実に綺麗に咲いているので、それをデジカメで撮しホテル「エフ」に戻り朝食を取り玄関先で記念写真を撮り、ホテル「エフ」のご家族とお別れをしバスに乗り込む。

 途中の道路際には、水が張った棚田が田園風景として眺められ越後路の旅愁に思いを寄せる。バスは一旦湯沢駅近くへ行きトイレ休憩を済ませ十日町の「ベルナティオ・ジャーマンアイリス祭」へ行く。ここは5月の下旬、高原の緑が清々しいこの時期に、十日町市の当間高原ではアイリスのお花畑 が出現し、高原のリゾートに隣接したお花畑には、112種類、30万株ものジャーマンアイリスが 色とりどりの花を咲かせる。実際のアイリス祭りは、6月6日で終了しているが、アイリスの花は咲いているので、そのアイリスの花を観賞する。そんな薄青色のアイリスの花が畑一面に群生し、そのアイリスの花の匂いを嗅いでいる女性、愛らしいアイリスの花を触っている女性と皆さん、心は乙女に戻り、水無月のふく風もさわやかで、実に楽しそうだ。

 そんなアイリスの花を観賞してから、ヘギソバで有名な「由屋」で昼食を取る。ここでの揚げたての天麩羅とさすがヘギソバで有名なだけにボリュームたっぷりなヘギソバに皆さん舌鼓を打って、ツルツルと美味しそうに食べている。そんな昼食を済ませ近くの農協が経営する物産館に行きお土産等の買い物をして、石打塩沢ICから関越自動車道に乗り、一路空いている高速道路を
東京目指しバスは走る。そしてこれも旅行では恒例になっている「何時に着くでしょう」という到着時間宛ゲームの説明をして、皆さんにそれぞれ到着時間を記入して貰う。

 《Mitashikyou・さくらんぼ》のみたかふれあいバスツアーも、こうして色々な思い出をそれぞれの旨深く刻み、こんな楽しかった二日間の旅もあっという間に無事に終了し、バスは順調に三鷹駅北口へ5時55分に到着した。
因みに「何時に着くでしょう」のゲームは、お二人の方が5時55分ということで、ジャンケンによりM,Tさんがその栄誉を得た。このM,Tさんは、旅行前に股関節が痛くなり、一時旅行をあきらめていたのだが、整形外科の治療が効し、参加することが出来、そんな痛々しいM,Tさんを見ていた天の神様が、きっとご褒美をくれたのであろう。
 因みにその賞品は、越後魚沼産「コシヒカリ」4キロだ。  (^_^)
 

                 「オシマイ」

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《Mitashikyou・さくらんぼ》とその有志






天神平から谷川岳双耳峰を望む






アイリス畑