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Mitashikyo≪ぴあ・さくらんぼ≫
みたかふれあい号 バスツアー
春期研修旅行・伊豆熱川周辺散策


花と海鮮料理と温泉の伊豆を訪ねて














  研修日:   2011年6月10日(金)〜11日(土) 1泊2日
  研修先:   大室山・熱川バナナワニ園・伊豆洋らんパーク
  宿泊先:   熱川ハイツ 
  参加者:   22名 女性17名 男性5名
  天 候:   10日 晴れ 11日 雨後曇り




《行 程》
 6月10日(金)
 三鷹駅北口(08:20発)=調布⇒東名川崎IC=東名高速道⇒厚木IC⇒伊東マリンタウン(昼食休憩)⇒大室山リフト登山⇒熱川バナナワニ園(園内散策)⇒熱川ハイツ 宿泊



 《桜桃紀行》

 水無月の薄曇りの空の下、参加者22名が三鷹駅北口に集合しイザ、出発だ。今回は早くから参加表明をしていたM,Tさんが入院のためその検査があいにく今日と重なってしまい誠に残念ながらMさんご夫婦が不参加となってしまった。そんなMさん、ご夫妻、きっと今頃は自宅で「気をつけて行ってらっしゃい。」と見送ってくれているかな。Mさん、ご夫妻の影の見送りを受けながらみたかふれあい号のバスは、一路、東名川崎I,C目指し快適に走り行く。Weekdayだけに道路は空いており、中央高速道の下を抜け、調布を過ぎ専修大学前の狭い道を通過し東名川崎ICから東名高速道に出た。三鷹駅北口を出発してから丁度50分、やはり、環八から来るよりかなり早く東名高速道に着くことが出来た。

 東名高速道に出たので、参加者22名の皆さんに自己紹介の声出しをして頂いた。今回は≪ぴあ・さくらんぼ≫のS,F長老が引き連れてきたフジ軍団の4名、小金井市支部からの参加したT,HさんとそのGuideHelper、N,Sさん。西東京市から参加されたS,Mさんそしてその友人の東大和市から参加されたO,Sさん。そして私達《ぴあ・さくらんぼ》の会員で何と女性が17名、男性がわずか5名と実にVarietyに富んだ参加者である。

 そしていつもみたかふれあい号バスツアーの時に参加者全員にお菓子を頂いているのだが、今回もまた、S,F長老からそんなPresentが、皆さんに配られた。全くさすがは長老、その気配りたるや、敬服し尊敬の念で一杯だ。途中、海老名サービスエリアでトイレ休憩を済ませバスは厚木ICから、東名高速道と別れ一路小田原方面へ向かい、そして海岸線を走り行く。初夏の陽射しを受けキラキラと輝く穏やかな太平洋の海を眺めていると当然車中の話題は、東日本大震災のあの巨大なる津波のことだ。この辺一帯は全く防潮堤も無く、果たして津浪が来襲したらひとたまりも無く壊滅してしまうこと間違い無しだ。

 やがてみたかふれあい号のバスは、熱海を通過する。錦ヶ浦の「寛一お宮の松」を見てフジ軍団の、古娘(コムスメ)の気持は、昔を懐かしむが如くそれこそ小娘の気持ちになり、若き恋心を胸躍らせた当時のことを思い出し話に夢中だ。そんな車中は皆さん、談笑しすっかり寛いだ雰囲気である。そしてバスは伊東の街に入り、昼食休憩Thymeの「伊東マリンタウン」に到着した。昼食は皆さん、お好みの物を食べて頂くと言うことで、私は缶ビールと冷やしザルうどんを注文した。そして缶ビールを飲みうどんをツルツルと食べ今度は1階のお土産コーナーを見て歩き、今日の夜、部屋で飲むお酒のおつまみを買い求めバスに戻る。

 そしてバスは最初の観光スポット「大室山」に到着し、この丸坊主の山をリフトで往復し絶景を堪能する。
 この大室山は、静岡県伊東市にある標高580mの火山である。国の天然記念物に指定されている。伊豆東部火山群に属する。以前はおおざっぱに約5000年前の噴火で形成されたと言われてきたが、近年発見された埋没した木の年代測定などによって、約4000年前に噴火したと考えられるようになった。

 マグマが噴き上がってできた多孔質の岩石が累積したスコリア丘であり、日本の代表的な火砕丘のひとつである。中央に直径およそ300m、深さが山頂からの標高差でおよそ70m、周囲約1kmの火口があり、南側の山腹には直径およそ100m、深さ10mほどの側火口がみられる。山体の最高点は火口の南側にある。2010年(平成22年)8月5日には、単性火山という噴火様式の典型例として、国の天然記念物に指定された。

 定期に山焼きが行われるため一年生植物ばかりで遠方からでも目立つ。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。北麓の有料リフトを使用すれば容易に登頂できる。火口の周りには遊歩道が整備され周遊(お鉢周り)することもできる。以前は徒歩でも登れたが、登山道により山腹が荒れ、一部で崩落の恐れがあるため、現在では徒歩での登頂は禁止されている。火口の底は観光アーチェリー場として利用されている。火口北側の中腹には浅間神社がある。毎年2月の第2日曜日には山焼きが行われ多くの観光客で賑わう。先着順で観光客が山焼きの着火に参加することもできる。なお、山焼きは残雪や天候により順延することもある。周辺にはさくらの里公園や伊豆シャボテン公園などの伊豆高原の観光施設が広がる。

 リフトに乗り込もうとするとフジ軍団の一人が「私怖いからリフトに乗らないわ。」と言うでは無いか。既に和美が全員のリフトのチケットを買い求めた後だけに慌ててまた、一人分をCancelしようとしたら「やっぱり乗ってみる。」と気まぐれ古娘の言動に振り回されてしまった。それぞれPairでリフトに乗り徐々に高度を増す丸坊主の大室山の山頂に向かう。皆さん、水無月の風を受け気分も開放的となり、実に楽しそうである。途中自動的にパチリとシャッターが切られ記念写真を買わせようとの商魂たくましい仕掛けに少々うんざりする。

 やがてリフトは山頂に到着し、記念写真撮影Spotで、皆さん、良いお顔で記念写真をパチリ・・・ (^_^)
今日はあいにくと曇り空のためにお目当ての富士山は見えないが、遠く大島がうっすらと見えており、吹く風がさわやかで実に気持ちが良い。参加者の中でも足に自信のある方が、火口周囲1kmの山頂万歩とばかり、大きく手を振り歩き出す。途中、石仏が安置されているところで、お賽銭を出し、東日本大震災で亡くなった多くの方々の冥福を心から祈る。そして15分ばかりで火口を一周して、また、リフトに乗り下って行くが、こうして上から見ると結構な斜度で一寸したスリルを感じる。

 そんな大室山の展望を楽しんで、バスに乗り込むが、集合時間にになってもまだ3名の方が戻っておらず、少々イライラしながら走ってリフト乗り場へ行き、お土産コーナーで、買い物をしていた方に「早くバスに戻ってください。」と大声で促す。「本当にお世話人はツカレルベサ。」 (^^;) (;_;)

 そして車中で怖いからリフトに乗らないと駄々をこねていた古娘に「リフトはどうだった。」と聞いてみると「モーウ、私下るときに怖くて両手で目を押さえて乗っていたのよ。」と実にすっかり童心に返り可愛いことを言うではないか。やがてバスは第2の観光スポット「バナナワニ園」へ到着し、Renewalされた園内の観光にお出かけだ。この園内散策が、これまた、足弱の方には難行苦行の大変な散策となってしまった。

 この「バナナワニ園」は、 伊豆の熱川温泉にある動植物園。1958年9月20日に開園。1971年3月1日には分園が開園している。2008年に、ワニ園の改修工事が行なわれ、全体を覆う屋根ができたほか、ワニを横や下から観察できるようになった。伊豆熱川駅前の本園と、送迎バスで行く分園からなる。温泉の熱を利用して、ワニの飼育や熱帯植物の栽培を行なっている。飼育しているワニの種類では世界一で、20種約200頭が飼育されている。また、栽培されている熱帯植物は約9000種である。このほか、日本で唯一、ニシレッサーパンダの飼育・繁殖を行なっている。本園・ワニ園、本園・植物園、分園の3つの展示施設から構成されており、共通券を利用する。

 先ずは最初のワニ園の見学で、何ともグロテスクなワニが、何匹もドーントつまらなそうに生まれ故郷のアフリカの大地を思い出しているかの如く横たわっている。すると誰かがこのワニを見て、「これを鰐革のHandbagにしたらそうとうな数が出来るね。 」と笑わせていた。有る方は18年前に白いワニを見たが、その白ワニが今もいるのには驚いたとその18年の変遷に思いを馳せ感嘆しきりであった。そんなワニ君を見学し、今度は向かい側の建物へ移り、洋蘭、ベコニア、バナナ、パパイヤ、マンゴウ等々の熱帯植物の見学だ。この熱帯植物園が、何しろ土地が狭い物だから、階段を昇ったり降りたりと観光客の疲れも考えず運動をたっぷりさせてくれるので、K,Hさんはフラフラとなり汗ダクダクで真っ赤な顔して、遅れては奈良時と懸命に歩いている。

 そんな熱帯植物園の見学が終わると今度はマイクロバスに乗り、高台にあるもう一つの分園に行き可愛らしいレッサーパンダを見る。これには皆さん、その可愛らしい動きに目を細め眺めている。そんな「バナナワニ園」の見学が終わり、バスは今夜のお宿丘の上にある「熱川ハイツ」へ到着した。係りの方から説明を受けそれぞれの部屋に別れ暫しの休息をとる。私達男性諸氏は、早速温泉に入ろうと浴衣に着替え別棟の浴場へ行く。この浴場が部屋から遠くしっかりと道順を覚えていないと途中で迷子になってしまいそうだ。

 「ババーンバーバン、ウーーン、良い湯だな。ここは静岡、熱川の湯」と鼻歌でも出そうな、ヨカ温泉に満足満足だ。内風呂で温まり、露天風呂へ行くと眼下にドーント太平洋が見え絶景かな。絶景かなである。そんな温泉にゆっくりとは入り、今度は本日のmain event、夕食宴会Thymeの開催となる。《ぴあ・さくらんぼ》の長老、S,Fさんからあの渋い声で、挨拶と乾杯の音頭が発せられ一同、ジョッキをカッチと鳴らし生ビールをゴクゴクゴクと飲み干す。温泉にゆっくりとは入り、すっかり喉が渇いていたので、この生ビールの喉ごしのうまさがたまりません。 「ウンメイ、ヤッホー」

 お料理も実に豊富で新鮮なるお刺身、茶碗蒸し、煮物、煮魚、釜飯等々とテーブルに並びそれらをつまみについつい生ビールの数が増す。そして皆さん、飲んで食べて満足した頃合をはかり、カラオケタイムと進行して行く。先ずは私が調子ぱっずれの「皆の衆」で先陣を切り、皆さんが歌いやすくする。これもお世話人の気配りだ。それから皆さん、歌が出るは。出るは。長老などは「度胸千里入りの無法松の一生」、「長良川艶歌」を渋い声で歌うではないか。そんなもう宴会は大盛況のClimaxを迎え皆さん、実に楽しく至福のひと時を満喫している。それでも何でも始まりがあれば終わりが有るもので、宴も酣だが、お開きで、私の三本締めの手締めの儀でお開きと鳴った。

 そして男性諸氏は、部屋に戻り、焼酎で5人の小勢力の男性陣、何とも淋しく憂さ晴らしとばかり、ジジイ5人の時事(ジジイ)放談に花が咲く。そんなジジイ放談をひときり交わしてから酒の酔いも手伝い爆睡モードに突入した。



《行 程》 

 6月11日(土)
 熱川ハイツ(10:00発)=ループ橋⇒天城峠⇒伊豆洋らんパーク(昼食・園内散策)⇒道の駅「伊豆のへそ」⇒沼津海産物店(お土産買い物)⇒沼津IC=東名高速道⇒東名川崎IC⇒三鷹駅北口(17:35着) 解散


 ≪桜桃紀行≫

 早朝6時に起床し、S,Nさんと朝風呂とばかり温泉に行くが、窓外を見れば何と台風並みの強風と大雨で、天気は大荒れである。しかし、私は元来晴れ男だから、出発する頃は雨は止むだろうと楽観していた。そして内風呂に温まり、露天風呂に入ると大粒の雨が顔をめがけて襲撃して来るではないか。これにはたまらず露天風呂から飛び出し、休憩コーナーで湯上がりの缶ビールを飲み、部屋に戻ると程なく朝食Thymeに鳴ったので宴会処へ行く。朝食の料理もvolume満点で、特に鰺の干物を焼いた物が油が乗っており実に美味しかった。

 予定では、熱川ハイツを出発し下田港園のアジサイ祭へ行くのだが、私の晴れ男の念力も天には届かず、モウ、風と雨が強く叩きつけている。そこで即、決断し下田港園はパスして、これから「伊豆洋らんパーク」へ行くこととした。さてと、皆さんに帰りの恒例のお楽しみEvent「何時に着くでしょう。・・・!!!」の着時間を書いてもらうために用紙を渡す。途中、ループ橋を通過し、天城峠を超える。車中は皆さん、コックリコックリとバスで舟をこいでおり、とても静かだ。バスは順調に11時30分に「伊豆洋らんパーク」へ到着した。係りの方から色々と説明を受け、ここでも商魂たくましいパチリ作戦にかかり、レイヲ首にかけ「ハイポーズ」とパチリ、これで一枚、1,000円だそうだ。

 「伊豆洋らんパークIZU WORLD」

 ガラス張りの大温室には、四季を通じて約500種2万株のランが咲き誇り、愛くるしい瞳のカピバラや人懐っこいミーアキャットが見られる。また、温室内にはオニオオハシ、コガネメキシコインコ、ハチドリなど、熱帯の鳥も放し飼いにされている。併設のバイキングレストランでは、和・洋・中が食べ放題。5mの鉄板で焼いたステーキも人気だ。名物のわさび漬けやバウムクーヘンは、パーク内で職人たちがハンドメイドで作っている。

 色々な洋蘭が見事な色彩を店咲いている園内をゆっくりと見学し、昼食Thymeでは。何と800円で生ビール飲み放題ということで、我ら飲み助男性諸氏は、直ぐにそれに飛びつき色々な生ビールをご機嫌で飲み干す。一方、昼食後、「伊豆のへそ」という道の駅で、女性軍は買い物に余念が無い。しかしながらこの道の駅には、海産物を置いていないため途中沼津で海産物の買い物の時間をとることとした。

 そして沼津の海産物Centerで、皆さん、もう、両手で持ちきれないほどの買い物を済ませ、バスに乗り込む。途中、海老名サービスエリアで、トイレ休憩をとり、東名川崎ICから一般道路に出る。今日はよっぽど気分が良かったのか。長老の蘊蓄ある「日本昔話」が始まった。長老の話によると何でもここら辺りは昔道路は狭く昭和6年頃は、追剥が出たのだそうだ。

 こうして10日〜11日とみたかふれあい号バスツアー「伊豆熱川周辺散策」は、それぞれの皆さんに様々な思い出を残し、無事に終了したのであった。

 因みに今回の「何時に着くでしょう」の栄誉に輝いたのは、 S,Mさんの5時40分であった。Presentの品物は、海産物Centerで買い求めた「笹かまぼこ」で、早速、これを肴にご夫婦で今夜は一杯やるのであろうか。 (^_^)

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                          「オシマイ」