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三鷹視覚障がい者協会・ 《ぴあ・さくらんぼ》



第1回 ぶらりさくらんぼJoint Walk


   “梅雨の晴れ間に深緑の
   神代植物園を歩こう・・!!”









 Walk day:  2014年6月18日(第3水曜日)
  Walk先:  植物多様性センター・水生植物園・深大寺
  天 候 :  曇時々小雨
  参加者 :  総参加者 17名
        Mitashikyo≪ぴあ・さくらんぼ≫ 8名 
        音訳Circle「ういろうの会」         6名
        点訳Circle「きつつき会」         3名


《行 程》

 ◎三鷹駅南口デッキ下・調布行バス停=小田急バス⇒神代植物園前⇒神代植物園入口⇒植物多様性センタ⇒深大寺参拝⇒深大寺ソバ屋(昼食休憩)⇒水性植物園⇒深大寺バス停前 解散


 ≪感想≫

 今回の「第1回 ぶらりさくらんぼJointwalk」は、去年9月の「ういろうの会&Mitashikyo≪ぴあ・さくらんぼ≫懇談会」の際にういろうの会の会員の方から「たまにはご一緒にどこか歩くのも良いのでは・・・!!!」と提案が成され、それに同調し、こうして第1回目として「神代植物園散策」のwalkが実現したのである。6月中旬と言うことも有り、降雨が心配されたが、曇り空で雨も先ずは心配なく実施することが出来た。

 総参加者(Mitashikyo≪ぴあ・さくらんぼ≫8名、ういろうの会6名、きつつき会3名)17名が神代植物園入口前で、簡単な自己紹介を済ませ計画では、神代植物園を散策する予定であったが、この神代植物園は、言わばMainの植物園で、誰でも一度は訪れているので、minorな植物園である「植物多様性センター」へ行くこととした。各、Circleの会員が2班に分かれゆっくりと歩を進めた。皆さんすっかり童心に返り、小学校の頃の遠足気分で、談笑しながら歩いている。そして5分程で、第1番目の目的地「植物多様性センター」へ到着した。

 この「植物多様性センター」は、本園である「神代植物園」の北側に広がる旧園地を整備し、2012年4月に開所[1]。小規模の展示室があるほか、園地を「武蔵野ゾーン」「奥多摩ゾーン」「伊豆諸島ゾーン」の3ゾーンに分割し、東京都を代表する3種類の植生を再現してある植物園だ。そんな園内は、Weekdayと言うことも有り、見学者は私達だけで、言わば貸し切り状態の実に贅沢なる散策となった。そんな静寂なる園内を歩いていたら懸念された小雨場降ってきて、色とりどりなるumbrellaの花が開く。

 一同、展示室へ立ち寄ると思わぬ大勢の見学者に女性職員が、嬉しそうに奥から現れパネルを指し示し、各種植物の説明を丁寧にしてくれた。そんな説明に私は聞く傍から即、頭に入らず忘却の彼方へ去り行く。全く困ったものである。そんな私に比し、他の方々は熱心に説明を受けまた、質問もするなどして、見聞を広めている。実に感心なる態度だ。そんな説明を受けた後、屋外に出て「武蔵野ゾーン」、「奥多摩ゾーン」、「伊豆諸島ゾーン」の3ゾーンを見て回り、植物多様性センターを後にして、深大寺へ向かい参拝を済ませ今日のお目当て「深大寺ソバ」を食べるため予定していた食事処へ行くとそこが改装のため休業となっていたので、次の散策地である「水生植物園」の隣にあるソバ屋に行くこととした。このソバ屋は、人気があり何時も込んでおり、それだけに味もさぞかし美味しいことであろう。ほとんどの方が、天麩羅付きのザルソバ1,350円を注文し、それに箸を付けている。私はビールを飲みながらそのコシの効いたソバを食べてみるとその味は絶品で、人気の高いことが頷けた。

 そんな美味しい深大寺ソバを食べ多いに満足し、隣接している「水生植物園」へ行く。この「水生植物園」は、深大寺を挟んで南東、国分寺崖線の直下に位置し、湧水のある谷戸地形を利用して回遊式の水生植物庭園としたもの。なお、谷戸の低湿地に加えて隣接する台地上の「林間散策路」をも擁しているが、この部分は「深大寺城趾」として指定された史跡となっている所である。

 園内に入ると一番最初に目についたのが、澄んだ水田に生える鮮やかなる青色の花菖蒲だ。数は少ないがそれだけに印象に残る光景で、こんな情景豊かなる空間が、都心からわずかな距離に有るのが信じられないほどの感激である。各種、水生植物を鑑賞し、水田の木道をゆっくりと歩き東屋で休憩して、台地上の林間散策路を歩き「深大寺城趾」へ行く。こんな所に「深大寺城趾」があったとは、ほとんどの方が知らなかったであろう。

 こうして水無月の一日、3Circle合同での「第1回ぶらりさくらんぼJoint walk」も楽しく盛況にて、Epilogとなり、それぞれの帰途に着いた。

〜〜「オシマイ」〜〜



≪ウォーク先の紹介≫

 「神代植物園」

 1940年(昭和15年)4月、東京緑地計画により、神代緑地として造成が開始される。1961年(昭和36年)10月20日に開園。所在地=東京都調布市 面積=486,536m2
主な施設 つつじ園 - 当園のシンボルのひとつ。ばら園 - 噴水のある庭園。春・秋あわせて10,000株以上
大温室 - 熱帯・亜熱帯の植物のほか、熱帯スイレン室、ベゴニア室も。自然林 - 武蔵野の雑木林。
芝生広場 - パンパスグラスの巨大な株がシンボル。植物会館 - 管理事務所はこの館内。
園外施設 以上のほか、本園の敷地外の施設として以下のものがある。本園は有料である